こんにちは!わっきー(@wakky929analyst)です!
この記事では、これからスポーツ分野のデータサイエンティストとして就職し、活躍したい!という方に向けて、
「スポーツのデータサイエンティストとして活躍できる企業」をご紹介していきたいと思います。
スポーツのデータサイエンティストとして活躍できる会社7選
私はこれまで10年ほどバレーボールのデータ分析を専門とするスポーツアナリストとして活動しています。
そんな私が今のスポーツ業界でデータサイエンティストとして活躍できる企業をご紹介します。
データスタジアム株式会社
どんな会社?
サッカーや野球を中心に、ラグビーやバスケットボールといった幅広いスポーツのデータをメディア向けに配信したり、スポーツデータを活用してコンテンツを企画、制作する会社です。
チームや選手向けへのデータ分析サポートも行っており、日本のスポーツデータ分析会社では真っ先に名前の挙がる会社ではないでしょうか。
オリジナルの分析サービスの開発にも積極的で、データサイエンティストのみならず、エンジニアとしても活躍できそうです。
対象スポーツは?
- 野球
- サッカー
- ラグビー
- バスケットボール
ライブリッツ株式会社
どんな会社?
AI・IoTなどの最先端技術を応用して、選手・チームの映像解析・データ分析から、チームのマーケティングに至るまで幅広いサポートを行っている会社です。
現在は野球のスポーツデータ解析がメインとなっており、読売巨人軍の会員サイトへのプロ野球向けチーム強化システム「Future Fastball」を活用したプロ野球データ分析コンテンツの提供を開始しています。
対象スポーツは?
- 野球
株式会社ディー・エヌ・エー
トラックマンデータ等を利用したパフォーマンス分析、予測モデルの作成が主な業務としたデータサイエンティストを募集しています。
野球が好きで、データ分析の知見がある人は非常に魅力的な会社ではないでしょうか。
- 野球
- もしかしたら今後はバスケットボールも?
アビームコンサルティング株式会社
どんな会社?
元々は法人の経営をコンサルティングする会社ですが、実はスポーツ分野にも進出しています。
レーシングドライバーの佐藤琢磨選手をサポートしており、レーシングカーにセンサーを搭載し、そこで得たデータを解析しコース取りなどの客観的なデータをフィードバックしています。
対象スポーツは?
- カーレース(モータースポーツ)
株式会社スポーツウェザー
どんな会社?
会社名の通り、気象データを活用してスポーツ会場の局地予報や開催判断のコンサルティングを行っている会社です。
メディア向けとして、スポーツ中継で選手が感じる「見えない風や気温」などのデータを取得し、放送画面にCGにて可視化するサービスを提供しています。
今後はこれらの気象データがパフォーマンス強化にも応用される可能性もありますので、注目する会社です。
対象スポーツは?
- ゴルフ
- ロードレース(マラソン、駅伝など)
- ボートレース
- 野球
SAPジャパン株式会社
その年優勝したドイツを技術面でサポートしたのがSAPです。「SAP Match Insights」を開発し、試合中に取得できる膨大なデータをAIを駆使したパフォーマンス分析を可能にしました。
その日本法人であるSAPジャパン株式会社も競技スポーツへのサポートに力を入れており、バレーボールでも機械学習を用いたリアルタイムで相手のセッターの配球を予測するというプロジェクトが実施されました。
- サッカー
- バレーボール
- その他多数(なんでも応用可能)
株式会社ネクストベース
どんな会社?
トラックマンデータを用いた野球のデータ解析システムを提供しています。選手やチームのパフォーマンスアップだけではなく、コンディション管理やケガの予防、チーム編成の際に役に立つデータの提供やアドバイスを行っている会社です。現在はプロ向けのサービス展開となっていますが、ホームページには今後アマチュア向けのサービスも視野に入れているようです。
取締役には、神事努氏もいらっしゃり、NHKの「球辞苑」にも出演されています。
また、野球専門のデータサイト、 Baseball Geeksも運営しています。野球好きの人は聞いたことがあるサイトではないかと思います。
対象スポーツは?
- 野球
スポーツのデータサイエンティストの需要は増える?
スポーツにもテクノロジー導入の流れが強くなり、トラッキングや、GPS、センサーなどが様々な競技で活用されるようになっています。
これまでビジネスの活用されていたテクノロジーがスポーツに応用される流れが強くなり、ソリューションを提供する会社としては企業価値向上の為、スポーツ分野への進出は虎視眈々と狙っているところではないかと思います。
同時に必要になってくるのは、スポーツで得られた膨大なデータを解釈(解析)し、データに慣れ親しんでいない選手や、監督・コーチに対して適切にフィードバック出来るデータサイエンティストの存在です。
DeNAは球団としてデータサイエンティストの採用にも積極的になっている兆しがあり、これは今後も増えてくるのではないかと思います。
DeNAのように球団が直接データサイエンティストを雇用するだけではなく、GPSやセンサーなど独自技術を持っている企業がチームの外からサポートするケースも今後ますます増えてくると思います。